euphoriaと出会った話

2019年7月6日があまりにも楽しくてしあわせだったので、その日の一日のレポを残しておこうとブログを開いてみた。

ばちくそに長いのに何にも中身はありません。

その日は超特急のライブのために仙台へ飛んでいた。

そもそも、10年間ジャニオタばかりやってきたわたしが、ジャニーズ以外の現場にいること。そのことがまずわたしをとんでもなくドキドキさせていた。


始まりは2月、友人が最近好きになったと言うダンスボーカルグループ 超特急のライブDVDを観たこと。
超特急のこと、名前は聞いたことあるけれど、どこの事務所にいるのか、どんなグループなのか、それまでまったく知らなかった。正直、友達が好きになったと聞いたときには、勝手にここでは言えないような失礼なイメージを持ってたりもした。

でも友人にみせてもらったライブで度肝を抜かれることになる。
みせてくれたのはsweetest battle field
(正直このツアータイトル聞いた瞬間良グループの予感はバチバチした。めちゃめちゃ好き)

最初はキンブレをテキトーな色にして、友達の真似しながらテキトーに振っていた。(おたくマインドは一緒だから、初見でもとりあえず振る、声出す)
当然視線も定まらず、ふらふら映像を観ていたけれど、だんだんとある1人に視線が定まっていることに気付く。そもそもメンバー全員が歌わない、メインダンサー、バックボーカルスタイルになかなか慣れず、歌わないとか美味しくないな~なんて思ってたりもした。でもひとり、なんかすごい表情で踊っている子がいる。めちゃめちゃ良い笑顔。気になる。可愛い。すごい気になる。

「……ねえ、今映った子、名前は?」
ユーキくんだよ。
「イメージカラーは……?」

ふらふらしてたキンブレをソッコー赤に変え、そこからは意識してユーキくんをみてみることに。

結論からいえばすっかり惚れた。

特に印象強かったのは、Billion Beatsとfeel the light
ユーキくんのダンスに、魂が震える感じがした。


それからあれよあれよとユーキ推しへと進化していくわたしを友人が面倒を見てくれて、2019年6月29日、念願の初乗車を果たす。
この6月のチケットは3月頃には既に確保していたのですが、それからどんどんと超特急に転げ落ちていったわたしは、どうしても今回の長いホールツアー、もうあと1公演だけでも増やしたくなる。

友人にLINEするわたし。友人からは、仙台、行くかの返信が。
ありがとうーーー!持つべきものは友!

GWにはひたすら友人宅で超特急のDVDを見続ける2泊3日の超特急合宿を開催。2日目にはまだ仙台のチケットもないまま、仙台行きの飛行機、ホテルをダラダラと予約する。

その後、一般発売でチケットを勝ち取り、仙台遠征が決定となる。

4月から新社会人となって、最初は定時で退社出来ていたものの、この頃には面倒な案件もふられるようになったり、残業が続く日も多くなってきていた。心が擦れていくのを感じながら、ひたすら仙台へ行ける日を待っていた。

7月6日、朝
楽しみすぎて、予定より30分早く起床してしまう。遠足前の小学生並み。そして、先週の市川公演で購入した赤色のツアーTシャツに袖を通す。ジャニオタは10年やってきたけれど、ツアーTを着て現場なんて行ったことなかったし、ましてや赤色でもう誰から見てもユーキ推し、言い逃れの出来ない己の状態に、恥ずかしいながらもテンションが上がる。
市川では間に合わなかったが、仙台に向けて購入した赤色のシャドウでメイクをした。普段はカラーメイクなんてしないからこれまたちょっと恥ずかしい。
いつも遠征はバッタバタで家を飛び出すのに、随分と余裕で準備が出来て、予定より早いものの駅に向かうことにした。予定より1本早い電車に乗ることにするも、それでも時間があったので、しっかり5号車前にスタンバイした。
5号車に乗り込み空港に向かう。空港に行くのなんて6、7年ぶりで、またワクワクが増す。
空港で友人と合流する。友人も紫のツアーTを着ている。もう相当な浮かれ具合だった。
航空券は、予約した時点で残り数席だったから、隣同士は難しいかもねなんて話しながら発券。案の定隣では取れませんでしたの案内。まあそんなもんだよねと。
搭乗まで思ったより余裕があったから、カフェでゆっくりモーニングをすることに。遠征前なのに優雅にちゃんとしたモーニングをしちゃう。このあたりから、なんだか今日は最高な日になる予感がバンバンしてた。
さあいよいよ搭乗!飛行機に乗り込むと、なんと座席は隣同士。(チケットちゃんと見れば最初から分かってた)良かったね~と手を取り合う。ユーキちゃんとリョウガさんのアクキーだけを手元に残しいざ離陸。シサボ大好きなわたしと友人、ユーキちゃんとリョウガさんのアクキーと、眼下に広がる海を小笠原海だ!とかテキトーなこと言って機内でシサボを結成させる。
一時間弱で仙台へ着いてしまって(マジで秒だった)最後に席を立つと、CAのお姉さんに「お揃いのお洋服可愛いですね」と微笑まれる。恥ずかしいながらもやっぱり嬉しくてペコペコする。
仙台空港内、歩いてすぐにコンビニが。なんとデイリー。もしや?と店内を覗くと、超特急がーーー!いるーーー!すでに100あったテンションが120にぶち上がる。

昼過ぎ頃に仙台駅へ着き、まずは荷物を預けにホテルに向かうことに。小雨降るなか着いたホテルは、なかなかロックな外観をしており、やべえホテル取ってしまったのかと一抹の不安が過る。中に入っても、驚きの暗さと狭さのフロント。ますます不安が募るものの、もう取ってしまったものは仕方ないと手続きをすませる。外に出たとき、ふたりとも若干苦笑いだったけど、口コミの評判は悪くなかったし……と言い聞かせながら、いよいよ会場に向かう。
心に小さな不安を作ったからか、周りにおたくが全くいないこともあり、グッズもそろそろ売り切れちゃうんじゃないかと若干早歩きで会場に向かう。
だんだんと雨が強くなるなか、グッズ列に並ぶ。悪天候の中の行列にいつ買えるのかとビビるも、意外とそれなりの時間でグッズが買えた。

FCスロットでは、わたしは平凡に待ち受けを当てるも、友人がポスカセットを引き当てる。しかしわたしたち2人はポストカードを見た瞬間笑いが止まらない。

事件は6月29日、市川公演。
わたしは絶対に現地でFCに入ると決めていたため、それまでなんとか我慢し、この日やっとFC入会をする。友達紹介の特典として、ランダムでポストカードが貰えた。FC申込用紙には、推しメンバーの記入欄が。もちろんわたしはユーキくん、友人はリョウガさんと記入。受付のお姉さんはそれを確認すると、特典のポストカードを選び始める。ポストカードの絵柄を見ながら結構な時間をかけて選んでいたので、わたしと友人は内心(ランダムと言いつつ推しを選んでくれてるんだなぁ)と思うわけで。そうして渡されたポストカード。ふたりともまあユーキくんとリョウガさんだろうなと分かりつつ、FCブースから離れ、ポストカード解禁を焦らす。
「じゃあ、いくよ?せーのでいくよ?」
せーの!








リョウガ/\カイ/

「???!!?!??!!!?」

なんでぇ!?ねえなんであんなに選んでた!?
予想外のカイくんの登場に崩れ落ちるわたしたち。
いやもちろんランダムと書いてあるわけだし、前述した通りシサボ大好きマンなわたしたちは全然カイくんでも嬉しいわけです。しかしそうなるとあのお姉さんが何をあんなにも入念に選んでいたのかが甚だ疑問な訳で。あれ本当になんだったんだ。いまだ解せぬ。

そんな訳でポストカード事件を経た後のわたしたち、またもやあのカイくんポストカードの登場に笑ってしまう。ポスカセットの1枚目、カイくんだからね。
そして心優しい友人が、ユーキくんとリョウガさんを譲ってくれて、シサボポスカを揃えることが出来ました。なんだかんだとユーキくんが手元にやってきてくれて、大感謝。

時間も15時近く。まだお昼も食べていないわたしたちは、ご飯やさんを探す。ファミレスを見つけて入ってみるも、案の定いっぱい。他にも探すか~とふと隣を見ると、回転寿司が。お寿司、いいじゃん!仙台で食べたかったの海鮮と牛タンだったから、これで海鮮はおっけー!と意気揚々と回転寿司へ。ひさしぶりにお寿司食べるなぁと思いながら1ネタ目、サーモンを食べる。え、めちゃめちゃに美味しい。特別高い訳ではないのに、なぜだか今まで食べたお寿司より美味しい。そうすると、最近までとてもしんどかった仕事のこととか思い出して、なんとかそれ頑張って乗り越えて、いま仙台まで来て大好きな友達と超特急のライブに行けるっていうしあわせがぶわーーっと溢れてきて、涙出てきて。楽しい日に、大好きな友達と食べるご飯てこんなにも美味しいんだなと感動。マジで半泣きでサーモン食べてた。本当に今日は良い日だなって噛み締めた。

開場時間も近くなり、再び会場前に戻る。一般発売のチケットだったため、3階席で、入れるだけで充分だよねと話しつつ入場。席に着くと、思ったより全然近い!見える!市川より全然見やすい席にテンションがまた上がる。そしてセットの異変に気付く。あのセット、市川では後半だったよな?すでにある?もしかして、セトリが変わる!?一気に鼓動が早くなるわたし。ドキドキドキドキ。飛行機で延々と喋っていた、夏曲が聴ける!?緊張で吐き気を催していた。

開演。セトリが夏仕様になっていた。
超特急との夏、始めさせていただいた(号泣)
飛行機等々で聴きたいねと言っていた曲のオンパレードでひっくり返った。
一番聴きたかった曲、BillionBeatsも聴けて泣く。
全然個人的レスとか貰ったわけではないのに、はちゃめちゃに楽しかった。
ちょうど市川と仙台でセトリが切り替えだったから、両パターンを観られたこともラッキーだった。

終わってしまった~と会場を出て、駅へ向かう。牛タンは明日食べよう!とにかく今日は酒買ってホテル戻るか~と歩いていると、背後から大きな音が!なんと花火が上がっている!こーーんなにも楽しいライブのあとに、花火まで。スペシャルラッキーをゲットした気分。本当に今日は良い日だなあとまたちょっと泣く。

ホテルに戻り、チェックインをすませ、いざ部屋へ。いったいどんなもんかとまた別のドキドキを抱えながら部屋に入ると、思ったより普通の部屋で、確かに古さはあるものの許容範囲内で一安心。良かった良かったと腰を下ろしTwitterを確認。
「ねえ!超特急が同じ花火見てるんだけど!泣」
あのライブ後の花火を超特急も見ていた。なんてこと。とんでもないエモさにまた泣く。またしあわせ。

シャワーを済ませ、購入した生写真をベッドにばらまく。袋から出していくと、ん?枚数多いな。……4,5,6枚。おまけだ!なんと生写真5セット買って2セットからおまけが出た。新規、おまけの確率がどんなもんか分からないけれど、嬉しさから舞い上がる。またしあわせと出会う。

そして友人とお酒を飲みながら、今日のことを話す。とても良い感じに酔う。最高に楽しい一日のラストに、大好きな友人とお酒を飲みながら語らえる、素晴らしい締めくくり。

健康的に0時前に布団に入り、就寝。


以上がわたしの2019年7月6日のレポとなります。


とにかく楽しかった。本当にしあわせだった。
人生で一番楽しかったかも、てくらい、やること全部がしあわせに繋がってた。
ライブだけじゃなくて、その日一日がしあわせに満ちてた。

まさにここがユーフォリア

またこんなユーフォリアに出会うために、なんとか毎日頑張ろうって思えた。
宝物みたいな1日でした。

また残業だらけだし、良いことなんもないって思っちゃうけど、次のユーフォリアがあるもんね。

社会は敵だらけでも素敵なことがあると信じていれば必ず僕らに会えるから!